意見書は、どんな場面で役に立つのか
心理学的意見書は、裁判所の判断を決めるものではありません。それでも、主張の根拠を専門的に示すことで、審理の争点を明確にする役割を果たせます。
意見書が役立つ場面
- 交流の頻度や方法について、子どもの年齢や親子関係に照らした根拠を示したいとき
- 子どもが交流を拒む背景に、忠誠葛藤や引き離しの影響がうかがえるとき
- 相手方の言動が、子どもと他方の親との関係にどう影響しているかを評価したいとき
意見書だけでは足りない理由
意見書で指摘した点は、代理人弁護士の主張書面や陳述書で争点として取り上げていただく必要があります。意見書の作成前に「この点が問題だと考えているが、心理学的にはどうか」と具体的に共有していただくと、主張と意見書がかみ合ったものになります。
申立ての前に考えていただきたいこと
監護者の指定や変更を求める場合は、気持ちが落ち着いてから、子どもにとって自分の側で育つことがよいと言える具体的な根拠があるかを考えてください。明確なDVがある場合や、相手方への報復が目的と考えられる場合は、子の利益と心理職の倫理の観点から、ご依頼をお受けできないことがあります。
受任できるかを、まずご確認ください
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