意iプロデュース心理学的意見書 公認心理師・臨床心理士 石垣秀之 English相談・見積り

お子さんと会えない親のこころの健康

公開:2026年10月25日(旧ブログ 2016年11月の記事を改稿)

お子さんと会えない状態が続くと、心身に大きな負担がかかります。長い調停や審判を乗り切り、お子さんに会ったときに元気な親でいるために、知っておきたいことをまとめました。

よく見られる反応

  • 急性のストレス反応 小さな物音に反応する、夜中に何度も目が覚めるなど、体が緊張した状態が続きます。
  • 喪失への反応 否認、怒り、取引、抑うつといった気持ちが、行きつ戻りつ現れます。
  • あいまいな喪失 お子さんは元気でいるのに会えないという状態は、終わりの見えない喪失です。悲しみが区切られず、長引きやすいとされています。

対処のために

  • 眠れない、食べられない、思い出すたびに強い苦痛があるといった状態が続くときは、早めに医療機関やカウンセリングを利用してください。
  • 紛争の勝ち負けだけに気持ちが向くと、お子さんのためになる話し合いを受け入れにくくなることがあります。信頼できる人と話す時間を持ってください。
  • 心身の健康を保つことは、お子さんに会ったときに不要な罪悪感を抱かせないためにも大切です。

死にたい気持ちが強いときは、ひとりで抱えずに、すぐに医療機関や公的な相談窓口に連絡してください。相談窓口の一覧は、厚生労働省のサイト「まもろうよ こころ」で確認できます。

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